コンプレックス

こんなに言いたい放題・やりたい放題、スナフキンにはワガママ放題
何にも自信満々に見える私ながら、コンプレックスはメチャクチャあるんです

何をやっても中途半端なままの自分
ちょっとした事でクヨクヨするこの性格
言う事を聞かないあちこち向いたクセ毛
若い頃に焼き放題だった肌に残る、ソバカスにシミ
母そっくりの格好の悪いお尻に、着る物に困るほどのチッチャイ背
自分ではどうにも出来ない年齢の壁
・・・・・・・・

あぁ・・・箇条書きにしてしまうと数限りなくあふれてくる(￣＾￣ﾟ)


この記事は消えてしまった以前のブログの再編集分です







コンプレックスを辞書でひいて見ました

①「一種のゆがみを持った感情」
②「インフェリオリティ～ 劣等感」

私は何故、歪んだ感情を持ち、誰に対して劣等感を持っているのか？



仲の良い友人で美人な女性がいます。
色白で、ファッションセンスも良く
何をやらせても無難にこなし、何事にも自信に満ち
昔から男性にもモテモテ！ 私にとって「憧れ」でした

今なんて、お茶の先生でもあり お茶ソムリエなる お茶に関してスペシャリストで
商売も手掛ける・・・2児の母 もぉ～スーパーウーマンです(￣∇￣；)

そんな友人が、あることがきっかけで酷く落込んだ事があります
滅多な事で人に弱みを見せない強い女性だったのですが
私が見た始めてのMちゃんの姿でした

そんな彼女に私は
「私はいつも、Mちゃんが羨ましいと思っているんだよ！
物怖じすることも無く何にでもチャレンジするその精神！
失敗も恐れぬ 行動力！ それに皆に好かれるその容姿！
私はMちゃんと一緒にいるとコンプレックスの塊になっちゃうくらい！
だからそんなの平気、ぜんぜんなんて事ない！ 大丈夫だよ」

自信を快復させると同時に、自分が今まで隠してきた
Mちゃんに対する嫉妬をも暴露してしまいました

お互いそれぞれの仕事もベテランの域に入り、お洒落に充分お金を注ぎ込み
一緒に飲みに行けばいつもナンパされ、沢山の知人らに囲まれ
２人には怖いものなし状態だったと思います
（実はMちゃんに合わせようと、独りで必死になってたけどね）

今思うと、お互いに弱みを見せ合ったこともそれまで無かったかもしれない・・・
女友達って、見栄を張っていたい部分も大いにあるからねぇ
（特に私は大いにコンプレックスを感じていたしね！）

Mちゃんのそんな失敗、コンプレックスを持つほどに一般的な私からすれば
大した事じゃないよ～って励ましたつもりだったのだけど・・・

その後にMちゃんが言った言葉に、私は呆然とする事となったのです


「そんなの、私だって！ずっと美邑ちゃんが羨ましかった！(≧ω≦。)」

「えぇぇ・・・？ 私が？ 羨ましい？ Σ(￣□￣；) 」

「そう！ だって私はいつも後先考えなく走っちゃって失敗するけど
美邑ちゃんは先見の目があって、変な失敗なんてした事無いじゃない！
きちんと前向いて、いつも確実に一番良い方法を導き出すじゃない！
いつも いつも 幸せそうじゃない！」

驚いた！

・・・少しの沈黙の後、二人から笑いが漏れました


完璧だと思える人でも、コンプレックスって持っているものなんだなぁ
いつも後悔だらけの自分の事を、失敗しない幸せな人って
どれほど完璧な人間に見られていたものか・・・
その時ほど驚いた事はありませんでした


その後、その友人とは心の底から本音で話が出来るようになり
本当の意味で友人として付き合えるようになったわけですが

相手に対して感じているコンプレックス（劣等感）というのが、どれほど思い込みが強く
自分よがりで、ばかばかしいものかを知る事が出来ました

どうやら誰かに自分をどう見られているかを気にしすぎると
コンプレックスに囚われてしまうらしい

Mちゃんといつも一緒だった頃は、Mちゃんの周りに沢山いた 目立つ友人たちに
自分がどう思われているかを、いつも意識していたように思います
本来のMちゃんの姿を、本当の気持ちをすっかり無視して・・・

周りからのスーパーウーマンぶりに、耳を傾け過ぎていたせいか
見た目の派手さのせいか・・・
まぁ～「隣の芝は青く見える」ものなのですよ

その後、私にとってこのスーパーウーマンは魅力が失せるどころか
人間味のある可愛らしさも加わり、益々魅力倍増になったのです(〃∇〃人)

コンプレックスとは、自身にとっては厄介なマイナス志向でしかないかもしれませんが
周りから見れば 魅力の１つにもなっているのかもしれないと、その時思ったのでした




最近私もめっきり歳を感じるようになってきました

体はもちろん、若いと自負してきた顔にも年齢相応の影が現れてきたのです
周りから「若いよね～！」などとおだてられればられるほど
しわが・しみが・潤いがぁぁぁ～（笑）

頭の回転だって 年々遅くなっている実感は出てくるし
ただでさえ大らかな方なのに、過ぎるとただの大ボケさん？

ある時、スナフキン（ダンナ）が私のコンプレックスの部分にチクリ！！

思わず私も憤慨！o( ｀□´ )○キィ～

「言うなぁ！　これもそれも！ 私なんかどうせ
コンプレックスの塊なんだぁ！ネガティブなんだぁ！」

そんな私にスナフキン
「ばっかだな～ お前がコンプレックス一つも無かったら
ただの可愛げのない高飛車な女だろ！
コンプレックスが有るから、人の痛みも解って
優しくできんだぞ！
コンプレックスの無いっていうか、自分の欠点も見えないヤツなんか
ろくなヤツじゃないだろ！(￣‥￣)ﾌﾝ」

あぁ、(≧▽≦) なるほど！

コンプレックスが自分にとって
そんなプラスになるとは思ってもいなかった！
「目からウロコ」とはこの事？

ん？あれ？ いいように誤魔化された？(￣ω￣;)

ちょっとぉ～今さらながら高飛車って？！（苦笑）


まぁ しかし

コンプレックスってのは・・・
人の魅力を、時には倍増させる大事なアイテムなのだと
再認識させられる

要するに、自分が持っているコンプレックス以上の魅力を
一つでも何か持っていればいいんですよ！

コンプレックスだけを重視して克服する事だけに目を向けず
それ以上に自分の個性を打ち出していけばいいという事なんですよ

きっと、それは友人の時のように魅力を倍増させ
自分の人生をも輝かせるものになるんだから

コンプレックスがある事以上に、自身を主張できる魅力が無いことの方が
問題だと言うことに、殆どの人は気が付いていないのかもしれません

いえ、コンプレックスばかりに気持ちが行き過ぎて
自分のそう言った魅力に気が付いていない人が多い！と言うべきでしょうか・・・


コンプレックスとは・・・

無くなれば魅力が増すものではなく
あればこそ輝く！ いわば隠れアイテムではないかと思うのです


コンプレックスがあるからこそｄ(￣∇￣) あなたは他人の痛みがよくわかる

コンプレックスと付き合っているからこそ！ あなたは優しくなれるんです＾＾

私 相変わらずコンプレックスの塊だけど・・・(￣ ^ ￣ ) ｴｯﾍﾝ

コメント 3

スナフキンさんはいい旦那様ですね
私も見習わなければ思いますが、もう年、年、やぱり年だ！
これもコンプレックスでしょうか（笑）
by koh925 (2014-12-04 18:12) 

遅くなってコメントの順番が前記事と逆になっちゃいました ＾＾
とてもステキなお付き合いの出来るお友達ですね。
スッゴク羨ましいです。
自分の弱点をも曝け出せる友人って、そんなにいないと思います。
大切に、長～～くお付き合いを続けていってくださいね （＾＾）

by なかちゃん (2014-12-05 11:47) 

☆ koh925 様
こんにちは！たわごとにまでコメントいただきありがとうございます(〃人〃)
近頃、「たわごと」の記事を見に来る人がいるようで・・・
久しぶりに面倒な内容に手をつけてしまいました(笑)
スナフキンは私の心を軽くする魔法の言葉を持っています♪

koh925さんがコンプレックスを？！
ここにも完璧に見えるのに、魅力倍増の方が～(*￣m￣)ﾉ


☆ なかちゃん 様
こんにちは！たわごとにまでコメントいただきありがとうございます(〃人〃)
遠くに離れてしまい、なかなか会う機会も無くなりましたが
それでも青春時代に弱みを見せながら付き合えた友人は貴重ですね＾＾

私は男同志の気心知れた友情がずっと羨ましいと感じていました
男に生まれたかったと思うほどです(*ﾟ▽ﾟ)*｡_｡)ｳﾝｳﾝ

by ミムラネェ (2014-12-09 09:50)