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心が映りそう・・・永平寺 [旅行の事(福井)]

先週末は名古屋に遊びに行ってまいりました
久しぶりに階段の上り下りで、腿が筋肉痛・・・σ( ̄∇ ̄)
写真はデータの整理が終わり次第、UPしてみま~す♪


さて・・・先日、曹洞宗の本山のお話に少し触れてみました。
私もそんなに詳しい事はわからないのですが、好きなものは単純に好き♪(〃∇〃人)
「永平寺」は私にとって理由も無く好きな場所です。

前回は石川県の能登にある「總持寺祖院」に行った時の写真をUPしました。
今度は季節があまり過ぎてしまわないうちに、永平寺に行ったときの写真をUPしましょう~



永平寺1.JPG
門前町を抜け、龍門からなだらかな坂道を通用門まで向かいます。
これは通用門の前辺りから今歩いてきた道を撮りました
道・・・というか路肩ですね(笑)だって道は観光の人しか写らないんだも~ん
11月末の時はまだ緑のトンネルでしたが
2年前、12月の始めに伺った時は大勢の運水さんが丁寧に落ち葉を集められていましたね~

永平寺2.JPG
これは勅使門
「これより先方 ご遠慮ください」という立て看板が見えます。
この門は山門に抜けるための門ですが、山門は運水さんらも生涯2度
入門と送行≪入る時と出る時≫しか通る事を許されていないそうで・・・
なんだかこの看板の言葉がとても深いものに感じられます
永平寺9.JPG
勅使門に続き、山門に続く唐門です。ココも同じく閉ざされた門です
門を抜けては進めませんので途中の廊下から写真を撮りました
緑に囲まれたマイナスイオンに囲まれた雰囲気ですねぇ~

通用門から受付で拝観料をお支払いして中に入ります。一般は500円です!
建物の中に入ると、畳敷きの広間で永平寺の概要と拝観の注意事項のお教えをいただきます。
その後、順路をたどって中を散策していきます。

最初に大きな広間「傘松閣」を見学できます。ここの天井は見事な天井絵が敷き詰められています
建築当時からの144名の著名画家による色彩画だとか・・・
永平寺10.JPG
薄暗いですが確かフラッシュは禁止だったかと思います!
正面には達磨さんの絵です。
「だるまさん」と言うとご存知の真っ赤でまん丸な置物を思い浮かべますが
禅宗の開祖とされる「達磨大師」のことなんですよ~
だるまさんには、私・・・いつも身勝手なお願い事ばかりをしちゃってましたが
お願いをするものではなく、だるまさんに誓って自分が頑張らなきゃならないのですね?
永平寺11.JPG
こちらは奥に行く度に出てくる階段
以前に永平寺の日常の様子を綴った番組を見たのですが
早朝3時半くらいに起床を知らせる静かな鈴がこの階段に響き渡るのが印象的でした
そしてその後、当時の住職・禅師様が蝋燭の炎を伴いこの暗く長い階段下りてくるのですが
長い階段はどこまでも暗闇に続いているかのようで、なんだか怖くも感じたものでした~

こちらは山門から仏殿を眺めた所です
永平寺4.JPG
こっちは法堂から仏殿を眺めた所・・・
永平寺3.JPG

こちらは報恩塔です
永平寺5.JPG
これからが本番の紅葉でしたが、所々で色付き始めていました。

今回は無かったのですが、以前の12月始めにお邪魔した時は
永平寺12.JPG
こんな張り紙がしてあり、通れない廊下もありました。
攝心とは?
その期間中一切の他事を休して、一日中坐禅を続ける修行の期間のようで
その間は頭を剃ったり入浴したりもせず、用便や清掃などの最低限必要な用事以外は
僧堂に籠もりきりで坐禅に打ち込むのだそうです。

あぁ・・・すごい・・・厳しい修行ですね~思わず合掌
今も随時200名もの雲水さんらがいらっしゃるそうです。
この奥に・・・

永平寺での修行の根本は座禅とされてるそうですが
禅の教えは、起きて顔を洗うところから食事や掃除、寝る事さえも全てが修行なのだとか?
掃除といえば・・・ありとあらゆる所、例えば窓の節なんかに積もった埃などひとつも無いの!
↑嫌な姑みたいに人差し指立てて、窓の縁をス~っとやってみたσ( ̄∇ ̄)コレ
チリひとつ無いわ~?!つるつるっ!
こんなゴミ箱も・・・
永平寺13.JPG
美しさを護る箱・・・

なんだか・・・つるつるに磨かれた廊下を歩きながら・・・
自分への甘さがこの廊下に映ってしまうのではないかと思えてなりませんでした。

まだもうちょっと頑張れる筈!o( ̄ ^  ̄ o)
永平寺に来るとなんだかそう思えて明日を迎えられる私なのでした。(笑)

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コメント 4

けいこ

あっ、これ、ゴミ箱ですか?!
「褒美箱」 って読んでしまいました・・・。

それにしても、お写真だけ拝見してもなんだか背筋をぴんと
しなくちゃっていう気持ちになりますね。
by けいこ (2009-12-14 23:58) 

蒼天の夢

「 護美箱 」 と書いてゴミ箱・・・
ステキですね (^^)
良いネーミングです
きっと、チリひとつ落ちてないのでしょうね


禅寺の修行と言えば、座禅しか知りませんが、厳しい修行なのでしょうね。
座禅を組んで、雑念を取り除く・・・
終わった頃には、心がすっきりするのかな

雑念だらけなので、一度やってもらったほうがいいかなぁ。私 ( 笑 )
by 蒼天の夢 (2009-12-15 01:05) 

旅爺さん

おはよう御座いま~す♪
私も永平寺の中まで見て来ましたが、お金払わなかったような? 勝手に上がって見て来たのかも? すみません。
by 旅爺さん (2009-12-15 07:02) 

ミムラネェ


☆けいこ 様
おはようございま~す!
そうそう!私も最初「ゴミ箱」とわからずに、中を覗いてしまいましたよ~(笑)
何か奉仕を促す箱(寄付)の箱かと思ってましたo( ̄ー ̄;)ゞ

建物の中から眺めた外の風景も、苔むした感じで年月を感じさせますが、どこか整然とした感じです。
いつも沢山のモノにあふれた生活をしているせいか、この整然さが気持ちを凛とさせてくれるのかも?・・・と私も感じてます。


☆蒼天の夢 様
おはようで~す!!
「護美箱」当て字だそうですが、素敵な書き方ですよねぇ~
以前見た禅宗のTVでも、ゴミも全てが無駄なものではない・・・との考えの下で、捨てるだけでなくきちんと適した行方があるのだとか。
もしかしたらエコの最たるものがここにあるのかもしれませんね~

摂心の期間は1週間あるそうです(((( ;゜Д゜)))
毎日の座禅だけでも大変な修行でしょうに・・・この張り紙を見ただけで合掌したくなりましたσ( ̄∇ ̄)
私も雑念・・・というより「欲」だらけだもんなぁ・・・(笑)


☆旅爺さん 様
おはよぉ~ございま~す(≧∇≦)ノ
おぉ?!そんな風に中に入れちゃいましたか?
・・・それはきっと・・・
旅爺さんの日ごろからの行いに対する、ご褒美だったのかも!!o(≧∇≦o)♪

私はいつも、ラッキーは神様がくれたご褒美だと思ってるんです。
・・・ご褒美ばかり、毎回欲しがってしまいますが・・・ワタシσ(〃∇〃)

by ミムラネェ (2009-12-15 08:44) 

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