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丸森 齊利屋敷と紫蘇ラッキョウ・・・1 [宮城の事]

7月の三連休に 岩手県にあるアジサイ園に寄り
青森県の美術館巡りをしてきましたが・・・

6月分のプチドライブネタがまだ残っているので
そちらを先にご紹介させていただきますね^^;



6月の晴れた土曜日 宮城県の最南端にある
宮城県伊具郡丸森町にある「齊利屋敷」に行ってきました

どうしてドライブの先がここになったかというと・・・

そのちょっと前くらいに 私がローカル番組を見て

「丸森って言ったら 齊利屋敷と紫蘇ラッキョウだよね
私は行った事ないなぁ・・・スナちゃんある?」

「・・・・・・ない」

という会話をきっかけに 
丸森の「齊利屋敷」に行ってみることになったのでした







まず 先にも書きましたが
宮城県伊具郡丸森町は 福島県との県境にある
宮城県の最南端の町で すぐ お隣は福島県の相馬市です^^

北部に阿武隈川が流れる 阿武隈高地に囲まれた山里になります

丸森町の観光というと 必ず名前が出る齊利屋敷
江戸時代から昭和にかけて七代続いた豪商・齋藤家の屋敷で
代々の当主 が齋藤理助を名乗ったことから齋理と呼ばれたそうです

現在は丸森町に寄贈されたのち「蔵の郷土館」として博物館になっています

よく 地方番組でも取り上げられていたので 来てみたかったんですよ~^^


まずは 丸森町の物産館「八雄屋」の前にある観光駐車場に車を停め

道を挟んだ齊利屋敷の店蔵or受付で見学料を払い入場します
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丸森2.jpg
丸森2a.jpg

ここから敷地内は6535㎡
居宅1棟 蔵6棟 石造りの浴室1棟 に加えて
丸森町が新築した建物が点在しるそうです^^;

まずは 道路側から見えた一番手前の立派な蔵「嫁ごの蔵」
丸森3.jpg
この蔵には宝蔵と呼ばれ
使用人は入れない蔵だったのだとか・・・
1階には金であしらわれた豪華な漆器、食器などが展示・・・

私は上階に上がれるってのに胸躍る♪
丸森4.jpg
上階には大きな物入れやタンス
嫁入り道具などが展示
丸森5.jpg
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外に出て進むと 石造りのお風呂・・・
丸森6b.jpg
6代目当主が親戚中の反対を押し切って
建てたといわれていますが
どうやら 外からお湯を沸かして運んだらしく・・・
お風呂に入るのも 人手と時間がかかったようですよ~
そりゃ~反対されちゃうよねぇ( ̄∇ ̄;)

次は住居の建物・・・本屋敷です
蔵よりもお金をかけなかったために痛みが酷く
昔のイメージのまま建て直しされてるそうです
丸森7.jpg
丸森10.jpg
丸森11.jpg
吹き抜けになった建物で独特です
この時は1階はどなたからの作品展示 
2階は齊利屋敷の昔の様子などが展示されていました
丸森12.jpg

丸森13.jpg
丸森14.jpg

外に出るとお庭
そしてそのお庭を囲んで蔵が並んでいますが・・・

それは また 次に つづく( *´艸`)
 
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コメント 9

旅爺さん

美邑さんが倉の前に立ってると齊利屋敷の女将さんらしい風格がありますよ。そうなるとご主人は下男ですね。こき使って良いよ(^_^)
by 旅爺さん (2017-07-28 12:23) 

(。・_・。)2k

石だと沸かせないんですかね?
確かに反対されそうだ(笑)

by (。・_・。)2k (2017-07-28 13:15) 

いっぷく

上階もきれいに展示されていますね。
箪笥の金具の細工が凝っていて美しいです。
石のお風呂は冷めるのが早いのでは?と思いました。
by いっぷく (2017-07-28 22:13) 

tarou

お早うございます、中世の古城に
コメントを有難うございました。
雲が多かったので、見える山は少なく残念でしが、
お花畑を見ながら屋外展示を見ることが出来ました。

立派なお屋敷、蔵の中には
宝物がたくさん詰まっていそうですね(^_-)

by tarou (2017-07-29 08:13) 

ソニックマイヅル

おはようございます。当時の生活を想像できました。お風呂は結構大変だったようですね。^^;
by ソニックマイヅル (2017-07-29 09:04) 

オアシス

豪商であったことが、今でも伝わる佇まいですね。
各地に文化財として保存されているものが多いですが、
日本人の過去の暮らしも伺う事が出来て良いでするネ!!(^^)/
by オアシス (2017-07-29 18:24) 

little_me

嫁ごの蔵、本当に蔵とは思えなくらい立派ですね。
石のお風呂、なんでそんなに建てたかったんだろう(^^;


by little_me (2017-07-29 21:55) 

koh925

天井、欄間、蔵、何処を見ても手が込んでいますね
当代の斎理さんは、どうされているんでしょうね
近江八幡では、没落した家も残っていました2369
by koh925 (2017-08-01 13:11) 

ミムラネェ

☆旅爺さん さま
こんにちは
(〃∇〃人)ほんと~? 女将さんみたいに風格あるかしらぁ~♪
という事で しばらくスナをこき使ってみます・・・
そうだ・・・うちに居る年配夫婦も一緒に使っちゃうか?!( ̄m ̄*)


☆(。・_・。)2k さま
こんにちは~
石のつくりでも 五右衛門風呂の様にすぐ外に薪で
沸かせるようにすれば良かったのになぁ~と
私も思っちゃいました(笑)
お湯を運ばせようと思った時点で 贅沢ですよね( ̄∇ ̄;)


☆いっぷく さま
こんにちは
本宅の建物よりも蔵の方が頑丈に作られているおかげか・・・
調度品は見事なほど綺麗に残っておりました( ̄∇ ̄;)
お風呂・・・一部は石でも 他は釜の形・・・は見たことがありましたが
これも人力を使うという意味で 超のつく贅沢な作りでしたね
きっと すぐ冷めちゃったと思うなぁ( ̄^ ゚̄)


☆tarou さま
こんにちは
昔の街道筋には このような豪商がいらっしゃったのですね~^^;
蔵の中の調度品も見事に残っているようで 見ごたえがありました~♪
うちの物置はガラクタしか入っていないのになぁ( ̄^ ゚̄)


☆ソニックマイヅル さま
こんにちは
当時の豪商の また豪快な事!(笑)
羨ましい限りでした^^
お風呂は別にあったのかと思います(大所帯だったようなので)
きっと石造りの風呂が6代目当主の夢だったのでしょうね( ̄∇ ̄;)


☆オアシス さま
こんにちは
東北の片田舎で これほどまでに贅沢な暮らしができる豪商が居たとは!こういった文化財もできるだけ残していただけるとありがたいですね^^
大きなタンスの数々に「うちには一竿もないなぁ~」と思っちゃいました(笑)


☆little_me さま
こんにちは
蔵の方が頑丈に作られた・・・という通り 昔は宝の山だったのかも?!
本当に立派な作りになっていました
石のお風呂・・・海外にでも影響されたんでしょうかね???( ̄∇ ̄;)


☆koh925 さま
こんにちは
本当に細かい所にも手をかけているのが これから後の続きの記事でも
垣間見れます~^^
当代の齊利さんは 耳にしたことはありませんが・・・
第二次世界大戦後は店を閉めて仙台に移り住んでいるとか?
全てを町に寄贈されているのを見ると 没落・・・という感じではないですが
それでも商売としては続かなかったのでしょうね(*゚▽゚)*。_。)ウンウン


by ミムラネェ (2017-08-01 17:59) 

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